売上や成果に繋げたければ期待値の調整をしよう
期待値の調整の重要性
あなたは「期待値の調整」をしていますか?
これはクライアントの期待値を調整することも大切ですし、あなたが何かに取り掛かる取り掛かるときにも意識しておくととても大切なことになります。
クライアントの期待値の調整
クライアントワークをおこなっている方で、よく寄せられる相談が「クレームが怖い」というもの。
クレームとまではいかなくても、例えば体験セッションやレッスンをうけてもらって、満足してしてもらえずに本契約に結びつかないというようなことも大きな不安になりますよね。
この時、本契約の申込みに至らないおおきな理由のひとつが、期待値の調整ができていないから。 何をどこまで期待できるのか どういった未来が手に入るのか それが明確になっていなければ、申込みに至ることはまずありません。
また、この時に風呂敷を広げすぎても後々のクレームに繋がります。
だけどクライアント側は大きな期待を寄せてあなたのもとを訪れます。
「10年肩こりで悩んでいるけれど、1回で(もしくは数回で)よくしてくれるんですよね…?」
「いまは売上がほとんどたっていないけれど、このセミナーに出たらすぐにバンっと売上があがるんですよね…?」
普通に考えたらそんなことはあるはずないのですが、そういったことをうっすらと期待してしまうのも人間です。
だから、そのあたりの期待値はしっかりとヒアリングをして調整していくことが、結果としてよりよい関係をもって進んでいくために大切なこととなります。
あなたの期待値の調整
そして、もうひとつ別の状況での期待値 それは「あなたが」新しいチャレンジをする時について。 提供する側にいるときには当たり前に思っていることが、逆に自分が受け取る側になるとつい過度な期待をしてしまう、ということがあります。
この時に覚えておくべきことはなにか 「人は1年で達成できることに過剰な期待をするけれど、10年で達成できることは過小評価する」 ということ。
先の例のように、あなたが身体の専門家であるとしたら
「10年の肩こりが1−2回の施術やセッションでとれるわけがないでしょうに…」と思うけれど、自分が困っていることや、新しく学ぶことに関してはすぐに期待以上の結果が手に入ることを求めるものです。
専門家の手にかかれば、すぐに変わることももちろんあるでしょう。
でもそれは一時的なもので、根本から改善していく、求めている結果に対して長い目で支えてくれるものを自分の血肉にするとなるとある程度の期間はかかるものです。
しかしそうするとみんな辞めてしまうんですよね、ちょっとやったら。
もちろんすぐに結果が出てほしいと思うことは当然ですし、少しでもその時間を短くするために専門家の力を借りるわけですが、どれくらいのスパンで、どういった結果を「具体的に」求めているかが明確になっていないケースは驚くほど多いもの。
期待値の調整を上手にすることで、あなたのクライアントも、あなたがクライアントになったときにもより満足度が高い結果を得ることができるようになります。
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相手(自分)が期待していること
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相手(自分)の現在地
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相手(自分)にとって今日、もしくは短期間での「現実的なゴール」
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相手(自分)の最終的な結果への道のりとタイムスパン
なかなか成約しない、成果が出ない、という時にはこれらをしっかりとヒアリングしてみることをオススメします。